2012年12月12日水曜日

「腹ペコ」が未来をひらく



「食育祭 in ふくおか 2012」 食育最前線シンポジウム 報告

「腹ペコが未来をひらく ~“足りない”ことの豊かさを知る~」 ③

(内容の一部紹介です。詳しくはNPOブックスサイエンスのHPページをご覧ください) 
「小崎孝子先生(ふたば幼稚園園長)のお話」

自然いっぱいの志賀島にあるふたば幼稚園の小崎孝子園長先生は
子どもの育ちにとって「食」と「自然環境」が如何に大切なことであるかを
種に例えてお話しくださいました。

「子どもたちは植物と同じです。
大きな大木も、きれいな花も最初はみんな小さな種なんです。
私達はピカピカ光る種を出させる適度な水やりの役目をしているだけです。

植物の種をまいて毎日水をやりすぎると、根腐れを起こしてしまい
ピカピカ光る双葉はでてきません。
しかし、ほったらかして何の支援もしないで、援助もしないでいると、
ひからびて枯れてしまいます。

私たちはひとりひとりが違った色の花の種をもっています。
だけど今の大人、社会、学校はみんな同じ花を咲かせようとします。
同じ形の木になってもらおうとします。
個々の子どもたちの個性がみんな同じ形にされようとするので、
子どもたちは生き詰まりを感じてしまうのです。

子どもたちは自然の中に連れ出すと本当に時間も忘れて没頭します。
お腹が空こうと痛かろうと、そんなことは頭から外れてしまいます。

興味を持たせる。これがとっても大事なことで、
子どもたちは、自然の中でいっぱいの気付きや発見をします。
子どもたちが、本当に元気に心から“嬉し~い”“楽し~い”“遊びたい!”
“食べたい!”と思うような環境を作っていく必要があるのです」と、
力強く語ってくださいました。

※幼児教育、不登校支援、医療、農業、食育に関わってこられたシンポジストの体験を順次ご紹介していきます。


     


                                                草スキーを楽しむふたば幼稚園児たち  


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